これからの地域農業を考える。山口県地域農業戦略推進協議会 ホームページ

令和3年度全国優良経営体表彰の表彰状伝達式を行いました。

農林水産省と全国担い手育成総合支援協議会は、昭和61年から毎年、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図ることを目的に、優れた経営を実践している農業経営体を表彰する「全国優良経営体表彰」を実施しています。

これは農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰するもので、毎年全国農業担い手サミット会場において表彰状が授与されますが、今年度は令和3年11月18日(木)にWeb形式で行われた為、令和3年12月10日(金)午前10時からJA山口県本所で表彰状伝達式を行いました。
本県においては、「農事組合法人ふるさと吉見」が経営改善部門で経営局長賞を受賞され、主催者に代わり推薦者の山口県地域農業戦略推進協議会 金子会長から表彰状をお渡ししました。

※令和3年度全国優良経営体表彰についてはこちら

農事組合法人ふるさと吉見

経営改善部門で経営局長賞を受賞 おめでとうございました。

「農事組合法人ふるさと吉見」が経営改善部門で経営局長賞を受賞されました。

表彰状を授与された農事組合法人ふるさと吉見 上原副代表は「県の農業振興に一体となった営農を続けていきたい」と挨拶されました。

同法人は2016年、宇部市北部の中山間地域に5集落81戸で設立。経営面積は38.9ha。
水稲(主食用・加工用)、小麦、露地野菜を組み合わせた経営で、販売高は設立から4年で3割増やしています。小麦では、きめ細やかな生産管理で高単収を達成し、結成2年目で全国表彰を受けました。また、女性の力を活かした野菜生産や学校給食への販売にも取り組んでおり、スマート農業へのチャレンジも開始されています。
経営理念は「元気なふるさとを子ども達につなげよう」で、組合員全員参加型の経営を進めるとともに、小・中学校、高校への体験学習、食育活動等も行い、農業を通じた元気なふるさとづくりを実践しています。
こうした、高い収益力と集落ぐるみの生産体制の構築が評価され、今回の経営局長賞の受賞につながりました。


【近年の受賞状況】
令和2年度
・農事組合法人ほんごうファーム 全国担い手育成総合支援協議会長賞(経営改善部門)

令和元年度
・農事組合法人二島西 全国担い手育成総合支援協議会長賞(経営改善部門)

平成30年度
・有限会社船方総合農場 農林水産大臣賞を受賞(6次産業化部門)
・農事組合法人ファーム17 農林水産省経営局長賞を受賞(経営改善部門)

平成28年度
・農事組合法人河原(かわら) 全国担い手総合支援協議会長賞(集落営農部門)

平成27年度
・有限会社福田フルーツパーク 全国担い手育成総合支援協議会長賞(法人経営体部門)
・農事組合法人羽賀台(はがだい)共同生産組合 農林水産省経営局長賞(集落営農部門)

お知らせ一覧へ戻る

関連リンク

ページのトップへ戻る