これからの地域農業を考える。山口県地域農業戦略推進協議会 ホームページ

令和5年度全国優良経営体表彰において農事組合法人あいさいの里(柳井市)が全国担い手育成総合支援協議会長賞を受賞

農林水産省と全国担い手育成総合支援協議会では昭和61年から毎年、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図ることを目的に優れた経営を実践している農業経営体を表彰する「全国優良経営体表彰」を実施しています。

今年度は、昨年山口県集落営農法人優良経営体表彰で、山口県知事賞を受賞した柳井市の「農事組合法人あいさいの里」を推薦しました。

同法人は、柳井市東部に位置する中山間地域(半島振興法指定地域)で38haの経営を展開している法人です。(主要作物:水稲17.9ha、大豆11.3ha、小麦15ha、飼料用米4.2ha、タマネギ2.6ha、キャベツ1.3ha、 アスパラガス0.7ha)
法人結成当初から、地域の女性雇用・活躍に積極的に取り組み、現在、全労働力29名のうち女性は10名であり女性の労働力割合は34.5%を占めています。女性に働き易い環境とするため、年間作業計画を明示し、パート雇用者にはタイムテーブルを作成することで、従業員が希望する時間に働けるなど、労働環境の整備を図っています。特に、子育て中の母親に対しては、子供の送迎時間を考慮したタイムテーブルを作成し好評です。
野菜など高収益作物の導入を積極的に取り組み、法人販売額の62%を野菜が占めています。水稲、アスパラガスにおいては、減農薬栽培や化学肥料栽培に取り組み、山口県が認証する「エコやまぐち農産物認証制度(エコ50)」を実践しています。また、有機肥料の使用により米の1等比率が90%以上、食味値は90以上を達成しました。

 こうした取り組みが評価され、全国担い手育成総合支援協議会長賞を受賞されました。

表彰式は、全国農業担い手サミットin東京が開催された東京都千代田区で行われ、農事組合法人あいさいの里山重義則代表理事が出席され、全国担い手育成協議会長(全国農業会議所会長)から表彰状を授与されました。

令和5年度全国優良経営体表彰において農事組合法人あいさいの里(柳井市)が全国担い手育成総合支援協議会長賞を受賞

【近年の受賞状況】

令和4年度
・農事組合法人松屋 全国担い手育成総合支援協議会長賞(経営改善部門)

令和3年度
・農事組合法人ふるさと吉見 農林水産省経営局長賞を受賞(経営改善部門)

令和2年度
・農事組合法人ほんごうファーム 全国担い手育成総合支援協議会長賞(経営改善部門)

令和元年度
・農事組合法人二島西 全国担い手育成総合支援協議会長賞(経営改善部門)

平成30年度
・有限会社船方総合農場 農林水産大臣賞を受賞(6次産業化部門)
・農事組合法人ファーム17 農林水産省経営局長賞を受賞(経営改善部門)

平成28年度
・農事組合法人河原(かわら) 全国担い手総合支援協議会長賞(集落営農部門)

お知らせ一覧へ戻る

関連リンク

ページのトップへ戻る